こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
2018年11月からカナダのトロントへ行き、留学とワーキングホリデーを体験してきます。
観光ビザ(eTA)で5ヶ月間就学したのちに、ワーキングホリデービザに切り替えて1年間のワーホリをする、という予定です。
こうすることで、カナダのワーホリは最長で1年半の滞在が可能になります。
今回は、この方法と意味を詳しくご説明します。
就学は観光ビザで
5ヶ月間の語学学校通学は、観光ビザで行います。
カナダの観光ビザとは、通常の観光時にも取得が義務化されている「eTA」という電子渡航認証のことです。(※利便上ビザと呼んでいますが、正確にはビザではありません)
このeTAで入国した場合の滞在可能期間は最長で6ヶ月間。期間の延長と就労は不可ですが、なんと学校に通うのは許されています。
つまり、学校に通うのが6ヶ月以下なら、ビザはeTAでもオッケー!ってわけ。
手数料もCA$7と安いので、このビザを使わない手はありません。(6ヶ月を超えて学校に通いたい人の場合は、「学生ビザ」という別のビザが必要です)
- 滞在可能期間は最長6ヶ月
- 期間の延長は原則不可
- 就労不可
- 通学は6ヶ月まで可能
- 申請手数料はCA$7
就労はワーキングホリデービザで
ワーキングホリデービザとは、1年間、就学と就労ができるビザです。
学校に通える期間は最長6ヶ月間。対象年齢は18〜30歳で、取得は一生に一度きりとなっています。
しかし、これは申請した人全員が取れるものではなく、毎年決まった人数だけ許可がもらえます。例えば、2018年の受け入れは6,500人です。
早いもの勝ちというわけでもないので、抽選に漏れてしまえば次の年に再チャレンジするということになります。
- 滞在可能期間は1年間
- 期間の延長不可
- 就労可能
- 通学は6ヶ月まで可能
- 発行数が決まっている
就学と就労、なぜビザを分けたのか
なぜ私が、こうして学校に行く期間と働く期間でビザを分けるのか。
理由はもうお分かりかと思いますが、ワーホリビザで学校に通う期間がもったいないと思ったからです。
ワーホリビザが取得できるのは一生に一度の1年間。働くことが許されているのなら、その期間は目一杯働いて、学校ではできない体験をしたほうがお得だと思いませんか?
貴重なワーホリビザの期間を就学に使うのはもったいない。「就学可能」という同じ条件のビザがあるなら、そっちのビザで学校に通おうと考えました。
短期間とはいえ、“観光ビザで生活する”ことにはデメリットもあります。
現地で銀行口座の開設ができなかったり、入国から6ヶ月以内にカナダから出国する航空券を持っていないといけなかったりと、わりと不便なことが多いです。
ワーホリビザに切り替えるときには、一度カナダから出国しなければならないという手間もかかります。
しかし、そんな面倒を乗り越えてでも、少しでも長くカナダに滞在して現地の生活を味わいたいと思い、この方法を選択しました。
ビザ の切り替えにはリスクもある
よし、その方法で1年半カナダに滞在しよう!と思ったあなた!ちょっと待ってください!
ワーホリビザを持っているのに観光ビザで入国しようとすると、入国拒否されてしまったという事例もあります。「ワーホリビザ を持っているのになぜ観光ビザで入るのか?不法就労するつもりじゃないのか!?」と疑われてしまったそうです。
入国審査に通るかどうかは担当になった審査官にもよりますし、たとえ持っているビザが1種類だけだったとしても、これまでの履歴によっては入国拒否されてしまう場合もあります。
こうしておけば絶対入国できる!という確かな基準がないので、実際に空港に着いて審査を受けるまでは、入国できるかどうかはわかりません。
もし、「最初は観光ビザで入国してあとでワーホリビザに切り替えよう」と考えている人は、観光ビザで入国したあとにワーホリビザの申請をしたほうがリスクが減ります。
しかしワーホリビザを取得するまでに何ヶ月かかるかわかりませんし、そもそも抽選なので取得できるかどうかもわからないという別の問題も出てきます。
どのビザであっても、途中で切り替えるのには少なからずリスクを伴うことをわかっておいてくださいね。
ビザに関する問題は、こちらの記事を参考にさせていただきました。
よくある質問カナダ・ワーキングホリデー申請ガイド
観光ビザとワーホリビザを組み合わせる入国方法まとめ
以上、私が観光ビザとワーキングホリデービザを組み合わせてカナダに乗り込む理由をお話ししました。
何度も言いますが、ビザの切り替えにはリスクを伴います。あくまで自己判断に基づいて行動してください。
私もチャレンジすると決めたものの、まだ入国したわけではないので少し不安です。
結果と、もしこの方法で入国できた場合の対策方法は入国後にまた追記しますね。
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