フィリピン人の性格は「明るい・優しい・ノリがいい」!セブで出会った人々

Philippine people

 

こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です!

先日、初めてフィリピンのセブを訪れて以来、フィリピンがすっかり大好きになりました。

見たこともない風景や食べたこともない料理、感じたことのない空気や初めて知る文化。

初めて訪れた場所に「ハマる」理由は人それぞれ違うと思いますが、私の場合は、「現地の人との関わり」がその場所を好きになる度合いの基準です。

 

これまでに、ニューヨーク、台湾、香港、マカオへ渡航しました。

そして5番目が今回のフィリピンだったわけですが、先ほど述べた意味で「ハマった」場所はダントツでフィリピンです。

 

理由は2つ。

まずは単純に、南国の土地柄なのか、観光客慣れしているのか、はたまた日本人がモテるのか(?)、フィリピン人は気さくに話しかけてくれる人が多いということ。

そしてもうひとつは、今回一緒に旅行をした友人の驚くべき性格のおかげです。

順を追って説明していきます。

 

 

フィリピン人は明るい・優しい・ノリがいい

彼らと関わってみて感じたのは、明るい・優しい・ノリがいい!の三拍子。

現地で実際に起こったエピソードを挙げながら、フィリピン人の性格を分析します。

 

到着前に忠告をしてくれた優しいおじさん

まず、フィリピン人は優しいんだなと感じたのは、なんとまだ現地に到着する前の飛行機の中。

空港に着陸後、飛行機の扉が開くのを待っていた私たちに、右隣の席に座っていたフィリピン人のおじさんが「セブは初めて?」と英語で話しかけてきました。

イエスと答えると、「危険な場所もあるから気をつけるんだよ。こうやって物乞いが来ても相手にしちゃだめだ」とジェスチャー付きで教えてくれたんです。

まったく知らない外国人にわざわざ話しかけて旅の忠告をしてくれるなんて、めちゃくちゃ親切!自分の国で嫌な思いをしてほしくないと思ってくれたんだと思います。ありがとうおじさん!

 

曲に合わせて踊るホテルの従業員たち

ホテルの敷地内のプールサイドでの出来事です。

時刻は夕方近く。ディナーのためにセッティングされていたスピーカーから、EDMっぽいダンスミュージックが流れてきました。

今をトキメく若者(!)な私たちは、知っていたその曲にテンションが上がり、マンゴースムージー片手にはしゃぎます。

ふとスピーカーの方を見ると、ディナーの準備を終えて休憩していた若い従業員たちがこちらを向いて、私たちと同じように体を揺らしていました。

「イェーイ!」ってやると向こうも「イェーイ!」って返してくれます。シラフなのになんというノリの良さ!しかも南国(高知県)出身同士で気が合うようです。

 

手を振ってくれる街の子供たち

宿泊していたホテルから一番近いスーパーにたどり着くには、車やジプニー、バイクが走る道を渡らなければいけません。

マクタン島には信号や横断歩道がほとんどないので、両車線の車がちょうど途切れるタイミングを待ちます。

すると、荷台に2人の子供が乗っている車が通っていき、1人がこちらに一瞬だけ手を振ってきました。

慌ててこちらも振り返すと、「振り返してくれた!」というように2人でにっこり笑って、見えなくなるまでずーっと手を振ってくれました。

 

日本人観光客は珍しくないはずなのに、なぜかどこへ行っても「外国人がいる」というような視線でジロジロとみられます。

特に、子供は必ずと言っていいほど物珍しい顔でじーっと見てくるのですが、こちらが笑顔で手を振るとほぼ100%で手を振り返してくれました。

 

出生率が2.98、要するに1家族に平均3人の子供がいる計算になるフィリピンには、子供がたくさんいます。1.42の日本と比べると、その数は単純計算で約2倍です。

近所の大人が助け合いながら子供を育てるそうなので、子供たちも家族以外の人に慣れているような印象を受けました。

 

 

ジャパニーズギャグを飛ばすおじさん

買い物を終えてスーパーを出ると、見知らぬおじさんが「コンニチハ〜」と声をかけてきました。

こんにちは〜!と返し歩いていこうとすると、おじさんはニコニコして「ちょとまてちょとまて〜♪」と、日本でひと昔前に流行したあのギャグをかまそうとしてきたんです!

すぐにアレだと気がついた私たち。続きを三人で「おねいさ〜ん!」と言ってゲラゲラと笑い合いました。

もちろん、そのあと何があるわけでもありません。通りすがりの人にもただギャグを言ってくるノリの良さがおもしろいですよね。(ていうか教えたの誰だよw)

 

 

おもしろすぎる現地ツアーガイド

その夜、有名レストランのマリバゴグリルとニューハーフのアメイジングショーがセットになったツアーへ。

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迎えに来てくれたのは、現地ツアーガイドのオフェリア。

彼女がなんとまあ気さくでおもしろい!そして日本語がとっても上手です。

マリバゴグリルからアメイジングショーの場所までの距離は車でたったの3分ほどなんですが、「これから1時間かかりマース!」と言って笑わせてくれました。(まんまと引っかかった友人は「えっ?」と驚きの表情w)

仲良くなった彼女とはFacebookを交換しました。また会いたい!

 

ジョークを飛ばすマリバゴグリルの店員

これは先ほどのマリバゴグリルの記事にも書いたんですが、日本語が上手な店員さん(しかもイケメン!)に出会いました。

運んできた料理をお盆からテーブルに移すとき、そのジョークは飛ばされます。

「ヤキソバ!…おいしくなぁい」

「イカ!…おいしい!」

「スープ!…おいしくなぁ~い(小声)」

日本人観光客を楽しませようとするブラックジョーク、楽しかったです。もちろん料理は全部おいしいよ!

 

気さくなタクシードライバー

(カラフルなジプニー)

 

電車が通っていないセブでの移動手段は、主にタクシーです。

滞在2日目に乗ったタクシーのおじさんが「観光?」とか「今日はどこ行くの?」と気さくに話しかけてくれ、こちらからの「おすすめのマッサージ店はどこ?」という質問にも答えてくれました。

もちろんドライバーによっては無口な人もいますが、気さくな人に当たるとラッキーです。現地に住んでいる人にしかわからないおすすめのお店を聞いてみましょう。

 

日本人に興味を示すフードコートの従業員

(ハロハロ=「かき混ぜる」という意味。かき氷とミルクがベースで、甘く煮た豆や芋類、果物、うべ味のアイス、ゼリーなどを混ぜて食べる)

 

フィリピンの国民的デザート・ハロハロを食べるために、ガイサーノ・マクタン・アイランドモールにある「Chowking(チョーキング)」というファーストフード店へ。

注文してお金を払い終わると、レジにいた女の子たちが「ジャパニーズ?」と話しかけてきました。

イエスと答えると、何やらキッチンにいた店員を呼ぶ彼女たち。

顔を出したフィリピン人男性は日本語が少し話せるようで、嬉しそうな表情で「コンニチハ」と挨拶してくれました。

男性の「How old are you?」という質問に答えると、レジの女の子が同い年だったようで声をあげ、みんなで笑い合います。

日本に興味を持って日本語を勉強してくれていた彼と、同い年だということに喜んでくれた彼女たちが、とても愛おしく感じました。

 

日本語が話せるお土産売り場の店員

(大量購入したお土産のパパイヤ石鹸)

 

日本人観光客の多さがわかるくらい、お土産売り場の店員さんは、日本語を上手に話します。

私たちが訪れたアラヤモール内にあるスーパーのお土産コーナーでは、バッチリな日本語でパパイヤ石鹸とココナッツオイルを勧められました(笑)

 

 

言葉がわからなくてもノリでどうにかなる!

私がフィリピンにハマった理由のひとつ、「現地の人とのエピソード」をお伝えしました。

 

ここからがふたつ目。

今回、これまでのどこの渡航先よりも現地の人と関わる機会が多かったんですが、これは紛れもなく一緒に旅した友人のおかげです。

「初めての海外旅行だし英語も話せない」と言っていた彼女ですが、現地人に対してびっくりするほど物怖じしないんです!「英語できんけど表情とノリとジェスチャーでいったるでー!!!」って感じで!

私は今でも海外で言葉が通じないとなると、人に対して萎縮してしまうんですよね。人間が大好きでもっとどんどん話しかけたいのに、いざ目の前にすると「理解してもらえなかったらどうしよう」って。

 

そういう「不安」の感情が、彼女からは旅行中一度も感じられませんでした。ほんとに海外初めて?実は何回も来たことあるんじゃない?ってくらい。笑

「日本人はシャイ」だと言いますが、彼女にはシャイのシャの字もありません。何事にも物怖じしない性格は絶対に海外向き!

そんな彼女のおかげで、フィリピンのことが大好きになりました。ほんとに楽しかったありがとう!また一緒に海外行きたい!

 

以上、フィリピンとフィリピン人の魅力についてお伝えしました。

明るい・優しい・ノリがいい!夢の三拍子が揃っている彼らに、ぜひ会ってみてください。

物怖じタイプの友達と一緒に行くと、さらに楽しさ倍増ですよ。

 

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