こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
先日、初めての沖縄へ行ってきました!
皆さんは、沖縄本島の最西端にある、残波岬(ざんぱみさき)を知っていますか?
中部の読谷村(よみたんそん)という場所にある、東シナ海に面した岬です。
今回は、この残波岬をご紹介します!
残波岬灯台とは
残波岬は、断崖絶壁がなんと約2kmも続きます。
地上約30mの景色が楽しめる残波岬灯台は、1973年に地元の海運関係者からの要望で建設が始まりました。
当時はこの近くで米軍が実弾演習をしていたため、その演習が始まってしまうと工事を中断せざるを得なかったそうです。
それでも翌年1974年に完成し、初点灯されました。
(残波岬の灯台)
灯台の1階には資料室があり、残波岬灯台の歴史や灯台の仕組みを知ることができます。
受付で入場料300円を支払い、いよいよ灯台の上へ。
99段ある階段は急な上に狭いので、降りてくる人とのすれ違い際には注意が必要です。
残波岬灯台からの景色
灯台の上からは、慶良間諸島(けらましょとう)や粟国島(あぐにじま)が一望できます。
(灯台から見える景色)
真っ青な海を船が進んでいく様子は、まるで飛行機雲のよう。
反対側は浅瀬になっていて、綺麗な水色が美しい景色です。
灯台の上は風が強いので、安全には十分注意しましょう。
また、残波岬公園は灯台までの遊歩道しか整備されておらず、周辺はほどんど岩場でゴツゴツしています。歩きやすいスニーカーで行くのがおすすめです。
残波ビーチでアクティビティも
この残波岬から車で15分のところにある残波ビーチでは、マリンジェット、ダイビング、パラセーリング等のマリンアクティビティが楽しめます。
遠浅なので波の影響を受けにくく、子供でも安心して遊ぶことができますよ。
シーズン中はクラゲ防止ネットが設置され、監視員も常駐しているので安心です。
パラソルの貸し出しもあり、軽食が買えるパーラーも併設されています。
巨大なシーサーと一緒に写真撮影
残波岬を出て、ふと窓の外に目を向けるとそこには巨大なシーサーが!
このシーサー、正式名称を「残波大獅子(ざんぱおおじし)」といいます。
かつて沖縄がまだ琉球王国だった時代に、読谷村が行っていた中国との国交を後世に伝えるために製作されたのだそう。なのでこの残波大獅子は、まっすぐ中国の方向を見ているそうです。
比較のために横に立ってみましたが、足元にも及ばない程の大きさ。
沖縄県内でも最大級の大きさを誇るこの残波大獅子で、ぜひ記念写真を!
残波岬で大パノラマを体験しよう
以上、迫力満点の残波岬の景色をご紹介しました。
灯台と遊歩道をぐるりと回っても、所要時間は30分程度です。
ドライブの休憩がてら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
残波岬(ざんぱみさき)
住所:沖縄県中頭郡読谷村字宇座(なかがみぐんよみたんそんあざうざ)
最寄りインター:沖縄南ICから距離約20km(約30分)
駐車場:無料
トイレ:有
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