こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です!
先日、初めての海外旅行で念願のニューヨークを訪れました。
タイムズスクエアの看板の数々に圧倒された私は、ある一つの疑問を抱きます。
好奇心旺盛安田
一度気になったことはとことん調べ尽くすタイプです。
ということで今回は、タイムズスクエアの電光掲示板の広告料を、徹底的に調査してみました!
タイムズスクエアってどんな場所?
タイムズスクエアとは、ニューヨーク市マンハッタン区ミッドタウンにある交差点のことです。
世界的に有名なブロードウェイの劇場の他に、様々なショップ、レストランやホテルなども集まっている上、ニューヨークの人気写真スポットでもあるので、毎日多くの人で賑わっています。
(初めてのタイムズスクエアにドッキドキ!)
また、大きな駅があるタイムズスクエアは、シーズンや時間を問わずいつも人がいっぱい。
これまで訪れた三度とも冬だったんですが、どの人も寒さなんか忘れて写真を撮り合ったり街の様子を眺めたりと、興奮でいっぱいの様子でした(私もその中の一人です)。
初めて訪れたときは、あらゆる言語があちこちから聞こえてきたことに驚きました。大陸や国を問わず、本当の意味で世界中から観光客が訪れていることに感動したのを覚えています。
NYオタク安田
日本の「東芝」も広告を掲載!
タイムズスクエアにある無数の電光掲示板と看板には、世界中の様々な企業が広告を掲載。
アメリカではお馴染みのファストフード店の「Dunkin’」や、今や電話やメッセージ送信に欠かせない「LINE」など、誰もが知っている大手企業のものも多いです。
2017年〜2018年には、日本の「東芝」も広告を設置していました。
こちらは、2017年3月に撮影した写真です。半分隠れていて見えにくいですが、写真右上に「TOSHIBA」の文字があります。
こちらも同じく2017年3月に撮影。
「CHICAGO」や「CATS」はブロードウェイミュージカルの看板ですが、その右にアメリカのヘッドホンブランド「Beats(ビーツ)」、同じくアメリカのオンラインチケット販売会社「StubHub(スタブハブ)」が、それぞれ広告を出しています。
2019年12月に、たまたま同じ場所の写真を撮っていました。
2017年のものと見比べてみると、「Beats(ビーツ)」の広告があった場所に、新たに電光掲示板が設置されています。
各ショップの真上にも、大きな看板が。
(2019年3月撮影)
左から「ディズニーストア」、「Forever21」、「U.S. POLO ASSN.」。
右上の「LG SIGNATURE」は、韓国ソウルに本社を置く「LGグループ」の広告です。
下の写真は2019年12月に撮影。こちらもたまたま同じ場所で撮っていました。毎度迫力ある看板に惹かれているようです。
このように、どこを向いても大きな看板と電光掲示板が並んでいます。
季節も時間帯も問わず、世界各国からビジネスマンや観光客が集まるタイムズスクエア。
宣伝にはうってつけのこの場所で広告を出すとしたら、一体いくらかかるのでしょうか。
気になるタイムズスクエアの広告料は…
看板の大きさや場所にもよりますが、その料金の相場は1ヶ月30万ドル〜40万ドルだと言われています。
1ドル110円だとすると、日本円で1ヶ月約3300万円〜4400万円、1日約110万円〜147万円!おったまげー!
ちなみに、2021年5月配信の「自動車メーカーがタイムズスクエアに広告を出す」という内容のこの記事によると、「タイムズスクエアに設置する掲示板の広告費は1日5千~5万ドル(約55万~550万円)だと言われている」とのことです。
庶民安田
しかし!驚くにはまだ早い!
2014年に登場した、世界最大の電光掲示板がこちら!
45丁目から46丁目にかけて1ブロック分あるこの電光掲示板は、縦23.7m・横119.7mの世界最大のHDデジタルスクリーン。面積にすると2320㎡にもなり、なんとフットボール場と同等です。
気になる使用料は1ヶ月で250万ドル、日本円にすると約2億7500万円!(1ドル110円換算)
年末ジャンボ3億円が当たっても1ヶ月間しか使用できません。どういうこっちゃ。
そしてこちらの電光掲示板の最初の広告主となったのは、私たちもお世話になっている世界のGoogle。
2014年末まで広告が掲載されました。
Google大好き安田
すごい金額です。さすがGoogleとしか言いようがありません。
最新!世界初の3Dデジタル看板
さすが世界の中心・タイムズスクエア、最先端はファッションのみではありません。
2017年8月、世界初となる「3Dロボティクス広告看板」が披露されました!
広告主はこれまた世界のコカ・コーラです。
縦20m・横13mの看板に、1,760個ものキューブ型LEDディスプレイを設置。
LEDは一つ一つ独立して動くようにプログラムされていて、表示されるコンテンツに合わせて前後に波打つように動きます。
このアイデアは、早速「世界初の3Dロボティクス広告看板」「世界最大の3Dロボティクス広告看板」の二つの世界記録に認定されました。
こちらの動画で、そのLEDの滑らかな動きを見ることができます。
2017年に設置されて2019年にタイムズスクエアを再訪しているはずなのに(しかも二度も)、毎度全体の雰囲気に圧倒されるばかりでこの看板を見た記憶がありません。次に訪れたときは必ず動画を撮ってこようと思います。
いつかタイムズスクエアで広告掲載を…!?
以上、タイムズスクエアの広告事情についてお伝えしました。
タイムズスクエア名物と言っても過言ではない無数の看板ですが、一つ一つ見てみるとその料金に驚愕です。
しかし、世界各国からあらゆる人々が集まる場所での宣伝で、この金額を高いと捉えるか安いと捉えるかはあなた次第。
世界中に宣伝したいものがある方は、ここタイムズスクエアでの広告掲載を検討してみてはいかがでしょうか!
NYオタク安田
どんどん進化していくテクノロジーと、世界の中心・タイムズスクエア。
ニューヨークを訪れた際は、ぜひタイムズスクエアの看板をじっくり観察してみてくださいね。
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