Hello!カナダのトロントでワーホリ中の安田ケリー(@kry_ysd)です。
ワーホリや留学などの長期で海外に行く場合、絶対に必要となるのが住む場所ですよね。
最初の数ヶ月をホームステイで過ごすにしろゲストハウスに滞在するにしろ、その先には必ず「家探し」という関門がやってきます。
ワーホリ初心者安田
今回は、私がカナダのトロントでで実際にやった家選びの方法と基準をご紹介します。
目次
最初はホームステイかゲストハウスで滞在
たいていは、自分の家を見つけるまではホームステイかゲストハウスで過ごします。たいていは、「現地の家族の生活を体験してみたい!」という人はホームステイを選ぶようですね。
私は「どちらにせよシェアハウスを探さなければならなくなるなら早い方が良い!」という考えで、最初はゲストハウスに滞在することにしました。
出発前に、朝食付き1泊40CAドル(約3,600円)のゲストハウスをとりあえず10泊で予約。
この間にシェアハウスを探したんですが、選んだ部屋の入居日の関係で、さらに11泊延長することにしました。
全部で21泊、長期滞在とのことで少し割引がついたので合計720ドル(約64,800円)。おそらく1ヶ月分のホームステイの費用と同じくらいになってしまいました。
しかし、結果的に良い部屋が見つけられたので良しとします。部屋探しはとにかくタイミングなので、焦りは絶対に禁物です。
内見せずに決めてはいけない
家選びで一番やってはいけないのは、内見せずにインターネットの情報のみで決めてしまうことです。
ワーホリ初心者
わかります。めっちゃわかります。
が、焦ってはいけません。
長期的に住む家を探す場合、実際に部屋を見に行ってみてから決めることを強くおすすめします。
不安だからといって内見せずに決めてしまい、いざ行ってみたら「こんなはずじゃなかった…」なんてことになることも無きにしもあらず。
毎日帰る部屋というのは、自分が落ち着ける場所であるべきです。
帰りたくない部屋なんかにお金を払ってまで住みたくないので、自分の目で確かめてから契約しましょう。
シェアハウス探しの方法
カナダでの家探しは、基本的にインターネットの掲示板で行います。
e-Maple(イーメイプル)
日本語のサイトなので、英語に自信がないという人におすすめ。私もここで今の部屋を見つけて契約しました。
上記リンク先の「クラシファイド」というページで、シェアハウスや求人、生活用品の譲渡やイベントなどの情報を知ることができます。
kijiji(キジジ)
すべて英語のサイトです。
現地の人も使っているので情報量は多いですが、英語があまりわからない人は、単語の意味を調べながら使わなければならないので時間がかかります。
とはいえ、どんな感じなのか少し見てみるのも良いかもしれません。
シェアハウス探しの流れ
日本では不動産屋に行けばいくつもの部屋に連れていってもらえますが、カナダではその家のオーナーに直接コンタクトを取って部屋を見せてもらいます。
- 上記のサイトから良さそうな部屋を見つける
- 見学したいという旨のメールを送る(大体がオーナーかオーナー代理、たまに仲介業者です)
- 見学の日を決める
- 実際に見学し、気に入ったら契約
気に入らなかった場合は1に戻り、家が決まるまでこれを繰り返します。
シェアハウス選びの基準
冒頭にも書きましたが、住む家というのは自分の落ち着ける場所でなくてはなりません。
家探しをする前に、自分が絶対に妥協できない基準を書き出してみましょう。
ちなみに私の条件はこれ。
- 一般的に治安が悪いとされていない場所
- ダウンタウンに比較的近い
- 駅から徒歩10分圏内
- 個室、鍵付き
- 家賃600ドル代(光熱費・水道代・WiFi込み)
- ランドリーが家にある(1回3ドル程度なら家賃に含まれていなくても可)
- 女性限定
- 清潔!
女性なら特に気になるのは治安問題ですよね。
私はインターネットの情報だけでは不安だったので、ゲストハウスの日本人スタッフの方に質問をして教えてもらいました。
家の見学が決まった段階でその周辺の治安について聞いておき、実際に見学に行って部屋を見てからその治安情報も含めて判断する、といった感じです。
また、私の絶対に譲れない条件は「清潔」という点。
いくら駅から近くても家賃が安くても、汚ければそれは確実にストレスになってしまいます。
最悪、古くても清潔な家にしようと決めて、家探しを行いました。
シェアハウスの様子
結果的に、見学3軒目にして良い物件を見つけることができました!
こちらが部屋の一角。
6畳くらいの広さで、ベッド、デスク、チェスト、電気スタンド、クローゼットが備え付けです。
上の条件に対して、この部屋のポイントはこちら。
- Christie(クリスティ)駅から徒歩10分
- 個室、鍵付き
- 家賃630ドル(光熱費・水道代・WiFi込み)
- 家にランドリー有(1回1ドル)
- 日本人女性限定
- 新築!清潔!
トロントの家は郊外でなければ基本的に古い建物が多いですが、今回見つけたのはなんと新築!
滞在していたゲストハウスが歩くと床がギィギィと音を立てるほど古かったので、長期で住む家はもう少し新しかったらいいなと思っていました。
また、eメイプルでは特に「日本人女性限定」と書いている物件をよく見かけますが、これは「日本人女性は綺麗好きが多いから」という理由からだそうです。そりゃあ家のオーナーも、部屋を貸すなら綺麗に使ってくれる人に貸したいですよね。
「外国人と一緒に生活してみたい!」という人や「家でも英語を話して英語力を伸ばしたい!」という人には不向きですが、私は少し神経質なところがあるので、「汚い」というストレスを軽減させるために「清潔」という条件を最優先しました。
この条件で家賃630ドル(約56,700円)は妥当かなと思います。もし万が一払うのがキツくなったら安いところに引っ越せばいいだけだしね。
【ボツ物件1】縁が無かった
1つ目の物件…と言っても、見学はしていません。宿泊していたゲストハウスからだいぶ離れた住宅地に出向いたものの、家のオーナーが時間を間違えていたようで、予定通りに内見ができなかったんです。
諦めて帰ったあとに「明日もう一度見学に来ないか」という旨の連絡がありましたが、家賃も立地も私の条件と少し違っていた上にそんな感じだったので、これはきっと縁が無いんだなと思いお断りしました。
このときのこの判断が今に繋がってます。
【ボツ物件2】文化の違いを目の当たりにした
2つ目の物件は、何より立地が良い。ダウンタウンにすぐ行ける場所にありました。
しかし、ここで文化の違いを目の当たりにします。オーナーが中国系カナディアンの家だったんですが、一言で言うと超汚かったんです。
以前初めて台湾に行ったときに、こんな記事を書きました。
「中国はトイレが詰まりやすいから、使ったあとの紙を便器の中に流さずゴミ箱に捨てる」という内容の記事です。
なんと、この家のトイレがこれだったんです(たまたまこの家がそうだっただけで、すべての中国系オーナーの家がそうだというわけではありません。多分)。
文化の違いはあると言えども私は中国に来たわけではないし、何より「清潔」は一番譲れない絶対条件。
このときゲストハウスを出る日が近づいていて少し焦りを感じていたときでしたが、話を聞かせてくれた日本人スタッフの方の、「焦って決めない方が良いですよ」という言葉を思い出しました。
この判断が3軒目、つまり今気に入って住んでいる物件に繋がったというわけです。感謝!
シェアハウスは安心して過ごせる場所を選ぼう
自分の挙げた条件をほぼクリアする物件を見つけられたので、とてもラッキーでした。
しかし、条件は条件でも「絶対に譲れない点」と「まあ最悪妥協できる点」に分けて選ばなければならない場合がほとんどです。契約に迷ったら、どの条件を一番重視するか選んでみてくださいね。
そして再度言います。ホームステイやゲストハウスでの滞在期間がギリギリだからといって、焦って決めてはいけません。自分が本当に安心して過ごせる場所を選びましょう。
あなたにも良い家が見つかりますように。
▼2018.12.2追記
新居の様子を動画で紹介!こちらもよろしくお願いします!
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