こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
毎年恒例!今年もアートアクアリウムへ行ってきました!
今回は、2017年のアートアクアリウムの様子をお伝えします!
目次
アートアクアリウムとは?
アートアクアリウムアーティスト・木村英智氏がプロデュースする、金魚を使った水中アート展覧会です。
主に「和」をモチーフとした水槽と、LEDライトやプロジェクションマッピング といった最新技術の融合により、幻想的な空間が広がります。
2007年より日本各地で開催され、10年間で累計約600万人を動員。
今年2017年は現在東京で開催中、10月25日からは京都で開催されます。
公式ホームページはこちら。
アートアクアリウム | 金魚の美を愛でる全く新しく涼しいアートアクアリウム空間
11年目の2017年、コンセプトは「龍宮城」
11年目を迎え、さらにバージョンアップしたアートアクアリウム。
江戸時代の庶民が涼をとるために鑑賞した金魚に加え、今年はカラフルな熱帯魚もアートの中に加わっています。
メインは「超・花魁」
メインであるこの水槽、名称は「超・花魁」。3000匹もの金魚が泳ぐ巨大金魚鉢です。
ライトの色によって印象を変えますが、どれも見とれるほどの美しさ。中の金魚たちも照らされ、キラキラと光ります。
この周辺にあるのが、「テマリウム」という丸い水槽。
名前の通り手毬をイメージして作られており、水槽の周りには三重県の伝統工芸である伊賀組紐があしらわれています。
これぞ龍宮城!「タマテリウム」
こちらが今回の見どころの一つ、「タマテリウム」。
玉手箱をモチーフとして作られた巨大な四角い水槽には、京都の金閣寺にも貼られているものと同じ金沢の金箔で、金魚が絵付けされています。
特殊な手法で閉じ込められた水の中で舞う赤い金魚に、思わず見とれてしまいました。
江戸の伝統工芸「キリコリウム」
今回の見どころは、金魚だけではありません。金魚の入った、水槽ではない「器」にも注目です。
その名も「キリコリウム」。
江戸切子のガラスの鉢で泳ぐ金魚の姿は、まさに「江戸」のイメージにぴったり!
この「キリコリウム」の他にも、新作である伝統工芸とのコラボレーションした「九谷金魚品評」という作品があります。
九谷焼の器に描かれた金魚と、中で泳ぐ金魚を対比で楽しめるようになっています。
安田のイチオシはこれ!
数ある作品の中で、私が一番好きなのがこれ。「リフレクトリウム」と呼ばれる作品です。
新作ではないですが、初めてアートアクアリウムを観覧したときから、この水槽が一番好み。
この水槽には凹凸レンズや二重レンズが使われていて、金魚の見え方が様々でおもしろいですよ。
アートアクアリウム2017は東京と京都で開催
アートアクアリウム2017は、東京の日本橋で9月24日まで。
そして、10月25日〜12月11日は京都の元離宮二条城で開催されます。
金魚と最新技術が融合するアートアクアリウムで、夏は江戸で日本の「涼」を、秋は京都で金魚の舞を、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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