こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です。
海外大好き安田
悩みに悩んだ末、ついに決断しました。
まだちょっと上の空なんですが、事の経緯をここに残しておきます。
目次
渡航先に選んだのはカナダのトロント
留学先に選んだトロントは、カナダの東側、オンタリオ湖の北部に位置しています。
オンタリオ州の州都で、北米ではアメリカのニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに次いで、4番目に人口が多い大都市です。
「人種のモザイク」と呼ばれており、ヨーロッパ系をはじめ、アジア系や南米系など、様々人種が集まって暮らしています。日本人は約1万人(2007年調べ)。
直行便だと、エアカナダで日本から約12時間。
時差は13時間で、日本より遅れています。
四季がはっきりしていて日々の気温に差があり、夏は超暑くて冬は超寒いという非常にやっかいな気候です。
南国育ちの私が懸念しているのはもちろん冬。一番寒い時期の平均気温は日中は0度、夜間は−10度にもなり、かなり寒くなるそうです。雪が楽しみ!とかいうレベルではありません。こわい。
カナダワーキングホリデーの目的
カナダへのワーキングホリデーを決めた大きな理由は3つ。キーワードは「ニューヨーク」、「英語」、「経験」です。
ニューヨークに通って作品をつくりたい
2017年2月、人生初の海外旅行でニューヨークに行ったのがきっかけで、海外に興味を持ち始めました。
建物のつくりや街の雰囲気、食文化、宗教、制度、言語、考え方。23歳にして初めて日本の外に出た私は、日本とはまったく異なる何もかもに圧倒されまくりました。「ニューヨークって実在したんだ!」というレベルで興奮し、まだ知らない世界がたくさんあることを実感。
ちょっとでも気になってしまうと、もっと奥深くまで入り込みたくなるのが私のオタク気質。ニューヨークに関することをもっともっと知って、ニューヨークに関する作品をつくっていきたいと考えるようになりました。
ここで、「ニューヨークが好きなのにトロントに住むの?」という質問にお答えします。ニューヨークではなくカナダのトロントに住むポイントは2つです。
1つは、ワーキングホリデー制度の有無。
ワーキングホリデーとは、18歳から30歳までの間に利用できる制度です。申請をして許可が得られれば、協定国1ヶ国につき1年間の滞在ができ、働くこともできます。アメリカは残念ながらこの協定国ではないので、海外で生活をしてみたい私にはちょっと不自由です。
もう1つは、トロントからニューヨークへの距離。
アメリカの隣の国・カナダには、ワーホリ制度があります。ニューヨークから近くて、語学学校もたくさんあるカナダの街はトロント。飛行機だと1時間半くらいなので、最低1泊あれば旅行できちゃうんです。この街を利用しない手はありません。
ということで、
- ワーキングホリデー制度がある
- ニューヨークが近い
この2つの理由で、カナダのトロントを留学先に選びました。単純明快です。
英語を話せるようになって、世界中の人と繋がりたい
初めてニューヨークへ行ったとき、興奮と感動でいっぱいでした。
が、さらに他の国へ行ってみると、英語が話せないことに対してコンプレックスを抱くようになります。今まで英語をサボってきたのを何度も後悔しました。
英語が話せないということはつまり、旅の楽しみが半減するということ。
ここでも何度か書いてきましたが、私が旅行を好きな理由の一番は「人」です。観光スポットより名物より何より、旅先で知らない人と話すのが一番の楽しみなんですよね。
で、その楽しみを「英語ができない」という、今からでもどうとでもなる理由のせいで奪われてしまっている自分がすごく嫌で。
「せっかく知らない国に来てるんだから、いろんな人と話したい!」という思いで、全世界共通語の英語を話せるようになりたいと考えました。
「英語」のキーワードの意味はそれだけではありません。
私は将来的に、日本だけでなく世界で活躍するクリエイターになりたいと考えています。
そのためには、遅かれ早かれ英語力が必要です。言葉が話せないというだけでチャンスを逃すなんてもったいないと思ったので、他の理由やタイミングも相まって、今の時期に渡航することを決めました。
インターネットが普及しているこの時代、格安もしくはなんと無料で提供されている英会話学習のコンテンツはたくさんあります。
それなのに、なぜわざわざカナダに行くのか。
その理由は、“環境”です。
日本に住んでいると、いくらインターネットで英会話を勉強しても、外に一歩出れば日本語を話しますよね。英語を話さなくても生きていけるし、むしろ英語を話すほうが生きづらい国です。
カナダだと寝ても覚めても家に帰っても外に出ても、ずーっと英語を話してないといけません。
そういう環境にあえて身を投じて、無理やりにでも英語力をつけてやろうという、ある意味強行手段を取ることにしました。「本格!日本語禁止ゲーム!」みたいなのを体験してみたかったんです。おもしろそうでしょ?
今後の自分に成る経験がしたい
そして3つ目。他でもない自分自身の経験のために、海外への留学を選択しました。海外生活を体験することで、自分の経験値を上げる(=パワーアップする)ことが目的です。
「とりあえず海外に行けば英語が話せるようになる」というのは甘すぎる考えですが、「とりあえず海外に行けば人生経験にはなる」と思うのは、別にいいかなと思ってます。
きっかけがとりあえずでもなんでも、一度行ったからには否が応でもそこで生活する能力を身につけなければなりません。
何があろうと、とにかくそこで修行という名の生活をすること。絶対に辛い日々になることは目に見えているけれど、それは今後の自分に良い影響しか与えないと思うんです。
ひとりで生きていく力を身につけたい
「本当に好きなことを仕事にして生きていきたい」と考え、今年5月に会社を辞めました。
今後何を職業にするのであっても、自分の力だけでお金を稼いで生きていけるようになりたいという思いがあります。それにはスキルだけでなく、予想外の事態を対処する能力も必要です。
何が起こるか予測のできない海外生活では、その能力が身につくような経験がたくさんできるのではないかと考えました。判断力や行動力を鍛えて帰ってきたいです。
上京か留学か?悩み抜いた数ヶ月間
実は、海外への留学を考えたのは今回が初めてではありません。
今から半年ほど前、まだ会社勤めをしながら留学エージェント選びに東奔西走。ワーホリに関する情報をとにかく集めました。
しかし、「自分の手でこれからの未来を決める」ことに対してビビってしまい、今じゃなくてもいいや〜という感じで活動休止。
留学するにしてもしないにしても、地元・高知はもう出ようと考えていたので、自分の中でも上京説が非常に濃厚になりました。東京に住んでる友達に「◯月頃に上京するからよろしく!」と宣言していたくらい。
やりたいことはどこにある?
そんなとき、たまたま東京に遊びに行っていて、たまたま見つけたヨシダナギさんの写真展を鑑賞しました。
少数民族が大好きで、写真を撮るためなら何日かかっても彼らのもとを訪れるヨシダさんに感動し、自分のことを改めて考えてみたんです。
「私がやりたいことは東京にあるのか?」と。
ヨシダさんがやりたいことは少数民族のいる場所(主にアフリカ)に行って、写真を撮ること。
私がやりたいことは、ニューヨークに関する作品を作ること。
NYオタク安田
タイミングを大切にしたい
上京したら一人暮らしを始めて、アルバイトで最低限の生活費を稼ぎながら地道に作業して、たまにつまづいてネガティブになって。でも目標のためにコツコツがんばって。サロンや交流会やセミナーにも参加して、顔見知りや作業仲間が増えて。
最初の頃は思うように事が運ばなくて、不安になって「高知帰りたい><」ってなるけど、だんだん自分を仕事にするために努力する東京での生活が楽しくなっていく。
…という想像をしたんです。
こうして東京生活に慣れて楽しくなってきた頃には、「まあ海外は今じゃなくてもいいかな〜」って思ってしまいそうな気がして怖くなりました。
今はこんなに海外生活に憧れがあるのに、タイミングが少し違ったらその感情も消えてしまうことだってありえます。
今だからこそのタイミングを逃したくないな、と。
想像がつかないことをやってみたい
東京での生活は、たぶん大体はこの想像通りにいくと思うんです。
想像がつくというのは安心だけど、その分あまりワクワクもしない。
反対に、「もし留学したら…」と考えると、想像がまったくつきません。もちろんその分恐怖心もあるけれど、同時に冒険心もうずきます。
想像がつかないものは冒険心を煽るし、難易度が高ければ挑戦しがいもあるし、そもそも私にとって海外生活は遅かれ早かれ経験してみたいことです。
ここまで考えていたタイミングで、ふと店頭に並んでいたしいたけ占いの最新本を読みました。
すると、双子座のところにばっちり書いてあったんです。「想像できない方を選択してみてください」、「広い世界に出てください」的なことが。
2018年下半期の占いにも似たようなことが書いてあって、しいたけ先生にも後押しされているような感じがしました。
「いつか」は自分で作る
「いつかやってみたいな」と言ったり聞いたりすることがありますが、その「いつか」は自分で作るものです。
留学にしろ何にしろ、待っていれば自然にそういう機会が訪れることなんて多分あんまりありません。
本当にやりたいのなら「いつか」なんて言ってないで行動する。
「いつか」ではなく「この日にちにやる!行く!」と言っていると夢は叶います。私の場合、それが今だったというわけ。
いよいよカナダワーホリへ!今後の予定
そんなこんなで、今年の11月にカナダに出発します。
我ながら急だと思います。しいたけ先生の言葉を借りるとまさに「予想よりも早く次の物語の幕が切って落とされた」ですね。
でも別に早まったわけではなく、このタイミングだなっていう直感です。
出発をいつにしようとやることは変わらないので、これから出発までの4ヶ月間、できる精一杯の英語の勉強をしたいと思います。
いろんな手続きとか荷物の準備とか、寒さをしのぐアイテムの調達も。
そしてここで大問題が一つ。私のことを知っている人は重々承知かと思いますが、私、友達と家族のことがめちゃくちゃ大好きなんです(そして極度の寂しがり屋)。
短大への入学で兵庫県に引越した時代、寂しすぎて週に1回帰ってくるという、せっかく送り出してくれたみんなもおったまげーの行動を取っていました。
が、飛行機で12時間のトロントとなるとそうもいきません。
2018年のワーキングホリデービザが取れれば、2018年11月から2020年3月まで、何か起こらない限りはずっとカナダにいる予定です。
みんなとの写真は持って行くべきなのかとか(見たら絶対帰りたくなる)、出発直前はあんまり会わない方がいいのかなとか(絶対名残惜しくなる)、精神的な準備がもうすでにツライw
しかし今回の決断には、こんな自分から脱却したいという思いもあります。向こうで友達いっぱい作って、日本にいる友達に電話する回数を徐々に減らしていくからな!(でも今いる友達のことは何があっても一生大好き。だから電話出てねw)
ワーホリ終了後は、ふわっとですが、カナダ移住か、他の国にワーホリか、上京を考えています。
まあ、未来のことはわからないので、この辺はあまりこだわらずに流れに身を任せたいです。
出発4ヶ月前の今の気持ち
冒頭にも書いた通りまだちょっと上の空です。ついに高知出るんだなーって。
将来的には「もう日本帰りたくない!まじで楽しすぎる!」ってなるくらい、世界で遊ぶように仕事ができるようになりたいと考えています。
今回のカナダワーホリは、その第一歩。英語の勉強の他に友達づくりと作品づくり、そしてこれまで通り発信活動も続けるのが目標です。
カナダに行く理由をなんだかんだ書きましたが、始まりは誰にでもあるただの好奇心でした。海外で長期滞在するとどんな体験ができるのかなとか、自分自身はどう成長するのかなとか、どんな友達ができるのかなとか、そんな感じ。
ついに出発を決めた直後の今は、ワクワクと不安が入り混じっていてとても変な気分です。現実味もまだあんまりありません。
でもこの記事皮切りに、これから周りに報告していくたび自分の中でもだんだん実感が湧いてくるんだろうなと思います。そういう感覚も含め、これからする非日常体験を楽しんでいきたいです。
今後しばらくは、渡航までの準備と情緒不安定な感じの記事が中心になってくると思います。よろしくお願いします。
(早速)情緒不安定な記事:
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