こんにちは、安田ケリー(@kry_ysd)です!
皆さんは、「キャバ嬢」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
- 昼夜逆転生活で昼間にダラダラしてそう
- ブランド物が大好きで浪費癖がありそう
- チャラチャラしてそう
多くの方はこのような「だらしない」というイメージを抱いているのではないでしょうか。
そんなことない!
…と一概には言えませんが、キャバクラでの働き方のちょっとしたコツによって、より良いキャバ嬢ライフを送ることができます。
私は約5年間のキャバ嬢時代を経て、現在は「世界を飛び回りながら仕事をする」という大きな野望を持っています。
キャバクラ勤務によって、お金だけでなく、愛想が良くなったり空気が読めるようになったりと、対人スキルも手に入れることができました。
ぶっちゃけると、
元キャバ嬢安田
と思っています。
ということで今回は、キャバクラで働くメリットと、キャバクラ勤務をうまく利用するコツをご紹介します。
※この記事は、「いつか自分のお店を持ちたい!」「No.1キャバ嬢になりたい!」と思っている方の役には立ちません。
キャバクラ勤務の目的は当然「お金」
キャバ嬢を始める多くの人の目的は、当然「お金」です。「短時間でたくさん稼げる」という言葉に惹かれない人はいないでしょう。
私も、キャバクラに勤めたのは短時間で稼ぎたかったからです。当時勤務していた飲食店の数倍の時給に目がくらみました。
飲食店の時給では8時間働いても1万円には届きませんが、キャバクラでは数時間働くだけで軽々と到達します。
キャバクラ勤務を始めた最初の月に、週6で出勤。飲食店アルバイトの2倍くらいのお給料をもらい、目が飛び出そうになりました。
キャバ嬢の誰もが陥る「金銭感覚の麻痺」
そんな高時給な仕事をしていると、だんだんと金銭感覚が麻痺してきます。
ほぼ同時期にキャバクラ勤務を始めた友人Aは、移動手段はすべてと言っていいほどのタクシー生活をするようになりました。
友人Bは、食品・日用品の買い物がすべてコンビニ。値段を見ずに、毎回カゴいっぱいに買います。
友人Cは、お酒でもご飯でもなんでもおごるよ!と言う、明らかに行きすぎた気前の良さに。
移動のたびにタクシーに乗るなんて、スーパーより高いコンビニでカゴいっぱい買い物をするなんて、他人になんでもおごるなんて、普通の生活をしていたらあり得ません。
そういう事態に陥っていた友人たちは、キャバクラ勤務を辞めて普通の昼の仕事をしている数年後の今、
元キャバ嬢たち
と揃いも揃って嘆いています。
この金銭感覚の麻痺は、高単価な仕事をする期間が長ければ長いほど重症化していきます。
いざ普通の仕事を探しても、「労働時間とお給料が不釣り合いで馬鹿らしい」と思うようになるのです。
だんだん歳を取って、キャバクラ店でお局になっていくことがわかっていても、毎日あくせく働いて”これっぽっちの金額”しかもらえない昼間の仕事よりも、夜にちゃっちゃと稼げる仕事が辞められない。
しかし、働くのには年齢の限界がある夜の世界、そして年齢が上がるにつれて受け入れられにくくなってくる昼の世界。
どちらを見ても、キャバクラでダラダラと働くなんてただの悪循環です。
そうならないためには、最初から夜の世界には執着しないことが大切です。
「短時間でこんなに稼げる」をうまく利用する
キャバクラで働く期間中は、きっちりとメリハリをつけた生活をするのが夜の世界に執着しないコツ。
せっかく短時間でたくさん稼げるのだから、何か別のものと両立すればいいわけです。
冒頭にも書いたように、キャバ嬢には「昼間はダラダラしてそう」というイメージがあります。
お金を貯めるのが目標であっても「昼間は寝て夜はキャバクラ勤務」だけでは、思い通りの貯金は意外とできません。
そうならないために、昼と夜、並行してできることを見つけましょう。
私の場合、約5年間キャバクラで働いたのですが、キャバクラ勤務期間中に昼間何もしていなかった時期はほとんどありません。
最初の1年間は飲食店のアルバイトと掛け持ち、次の2年間は昼間は専門学校に通っていました。アルバイトも学校もキャバクラも週5〜6だったので、お金を使うどころか寝る時間すらありません(自分でもよくやってたなと思います)。
あとの2年間は、自宅でwebライターとブロガー、動画クリエイターをしながらキャバクラに出勤する日々でした。
とにかく何かと両立すれば、お金を使う時間が圧倒的に減り、みるみるうちにお金が貯まります。
昼間に何かをするメリットは、他にもあります。それは、人間としての機能を保てるということ。
人間というのは「昼間は活動し、夜は寝る」というのが標準機能です。昼夜逆転の生活をしていると、風邪をひきやすくなったり病気になったり、食べ過ぎているわけでもないのに太ったりと、心身ともに何かしらの異常が出てきます。
実際、確実に昼夜逆転が原因だろうと分かるほどの不健康な人たちをたくさん見てきました。彼ら彼女らを見ていると、人間には日光が必要不可欠だということに気付かされます。
生活習慣の基本中の基本ができていない人が、健康なわけがありません。
キャバクラ勤務に執着してはいけない
日本の社会では、昼でも夜でも年齢が重大な鍵です。
30歳にして初めての就職だと、それまで何やってたの?って思われてしまいます。
夜の世界でも同じ。ママや人気嬢でない限り、「30歳でまだこんなことやってんの?」と言われます。
そうして両方の世界から拒まれ、社会的な居場所を失わないうちにキャバ嬢時代に幕を閉じるのが得策です。
目先のお金に目がくらんでダラダラと夜の仕事を続けていると、今後の人生に確実に影響しますよ。
私はキャバクラ勤務に対して、執着が全くありませんでした。将来夜の世界で自分の店を持ちたいわけでも、No.1キャバ嬢になりたかったわけでもありません。
最初からお金と経験のため。ここは私のいる世界じゃない。
そう割り切って足を踏み入れたのが良かったんだと思います。人間的スキルを身につけ、ある程度の貯金に成功し、さっさと足を洗うことができました。
キャバ嬢は「おこづかい稼ぎ」程度に
夜の仕事をとりあえず辞めることができたら、あとはどうにでもなります。
キャバ嬢と言っても、高校生までは昼間の社会で生きてきたはずです。もとの生活に戻るだけ。
短時間で高収入は、当たり前ではありません。
一生続けられる仕事でもないので、キャバクラ勤務はおこづかい稼ぎのため程度に思ってください。
その期間を利用して、昼の世界では絶対に得ることのできない知識やスキル、そしてお金があとに残れば本望です。どんな経験も、役に立たないなんてことはありませんからね。
「執着しない」、たったこれだけを意識して働けば、人生にも財布にもプラスになるキャバクラ勤務。
良いことばかりではありませんが、お金以外にも得られるものがたくさんあります。
もしこれからキャバ嬢ライフを送ろうとしている人は、メリハリをつけて働くということを意識してください。
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